仕事を探すとき、残業が多いか・少ないかは、重要視したいポイント。給料や時給などの待遇面と同様に、必ずチェックしておきたいですよね。
実際に「保育園に子供を迎えにいく」「アフターファイブに習い事をしている」「資格取得のために時間が欲しい」などの理由で、残業がない職場を探す人はたくさんいます。
ここでは、忙しいあなたが定時ピッタリに帰るための5つのコツについて解説していきます。
- 仕事・人間関係の円滑さをキープすれば、定時退社がラクに!
- 「残業ありき」という自分の考え方を見直す
- 現実的に「残業なしの職種」への転職を考えよう
Contents
これを守れば”定時退社”も実現可能!5つのコツとは?
きっちりと定時に退社するためには、仕事の進め方や取り組み方を工夫しなければいけません。そこで、残業ゼロで退社するための具体的な5つのコツについて解説していきます。
①自分の仕事はきっちりと
残業ゼロで帰るためには、何といっても自分の仕事を確実にこなすことが大切です。自分に与えられた仕事は、責任を持ってきっちりと対応していきましょう。
例えば、自分が担当する業務がしっかりと終わっていれば、定時ピッタリに帰ったとしても、誰も文句は言えないですよね。自分の仕事はきっちりとこなすことを、常に意識しましょう!
②報連相の実施
残業をなくすためには、上司に対して報連相を徹底することも大きなポイントです。プロジェクトの進捗や問題点などを常に上司に共有しておくことで、必要なときにすぐにフォローしてくれるからです。
何かトラブルが起こったときに、上司が内容を把握していなかったら、上司や仲間があなたをフォローできないですよね。トラブル対応に時間を取られないためにも、報連相は必ず徹底するようにしましょう!
③職場の人間関係を強化する
職場の人間関係を強化することも、実は残業をなくすためのポイントです。普段から周囲のメンバーとコミュニケーションが取れていれば、分からないことや困ったことなど、すぐに聞くことができるからです。
さらに「子供のお迎えがある」「習い事がある」などの”残業できない理由”を事前に伝えておけば、周りのメンバーも悪いようには言わないですよね。定時ピッタリに帰るためには、日頃から職場の人間関係を良好なものにしておく努力が必要なのです。
④残業に対する意識を変える
残業に対する考え方や捉え方を変えることも重要です。
残業するのが当然になっている人は、仕事が溜まってくると「残業して終われせれば良い」とすぐに考えてしまいがちです。
ただ、このような考え方で仕事を進めていたら、当然ながら定時に帰ることはできないですよね。どうしても仕事が溜まってしまったら、始業時間前に早めに出社して片付けるなどの対応を取るようにしましょう。
⑤定時に帰れる職場へ転職する
職場や業務内容によっては、どうしても残業せざるを得ないケースも出てきます。そのようなときは、転職を考えてみましょう。
定時に帰ることができずに、自分がやりたいことを犠牲にする必要はありません。「やりたいこと」が実現できなかったら、毎日が楽しくないですよね。今の職場で我慢せずに、自分にあった仕事を見つけるための転職活動を今すぐ始めましょう!
転職を決めたら……定時で帰りやすい職種を選ぼう!
どれだけ仕事の取り組み方を工夫してみても、残業が発生する職場というのはあるものです。もちろん、そのような職場に転職してしまっては、定時で帰ることはできないですよね。
それでは、一体どのような職種が残業ゼロで退社できる仕事なのでしょうか。ここからは、定時で帰りやすい職種を5つ紹介していきます。
女性におすすめ《コールセンター》
最初に紹介するのが、女性におすすめの職種である「コールセンター」です。商品やサービスのサポート、また問い合わせ窓口となるコールセンターでは、実際に多くの女性が働いています。
商品の知識や電話対応のマナーなどは、入社後の研修で学ぶことができるので、初心者でも入社しやすい職種でもあります。初心者でも多くの求人募集がでていることから、女性にも非常に人気があるのでしょう。
そんなコールセンターは基本的に電話の受付時間が決まっていますので、残業が少ないのが特徴です。緊急な対応を必要とする特別な業務が残っていない限り、ほぼ大半の職員が残業なしで帰っているような職場なのです。
残業ゼロの《窓口受付業務》
また、窓口受付業務も定時に帰りやすい職種として有名です。コールセンターと同様、窓口の受付時間が決まっているため、残業が発生しない職場がほとんどだからです。
大手企業のオフィスや市町村の各機関での受付業務や、大手デパートなどの窓口受付など、その種類は多岐に渡ります。女性が多い職場ですので、時短勤務や育児休暇などの制度を取り入れている企業が多く、このような点からも女性に人気の職種になっています。
女性に人気の《データ入力》
3つ目に挙げるのが、データ入力業務です。商品やサービスの注文や発注内容、お客様対応の履歴などのデータを規定のシステムなどに入力する業務です。
実際のデータの種類や内容は多岐に渡り、勤務先の企業によってさまざま。パソコン操作やキータッチ入力が得意な女性におすすめの業務です。
基本的に電話や対面などによって顧客対応することがないため、急なトラブルやクレーム対応などで業務が長引くことがありません。そのため、残業がない企業がほとんどで、多くの女性に人気の仕事となっています。
定時できっちり退社の《公務員》
4つ目に挙げるおすすめ職種は、公務員です。特に地方自治体の各機関で働く地方公務員は、残業が少ないことで有名。働き方改革などの取り組みで、職員の残業が禁止されている機関がほとんどだからです。
さらに一般の民間企業と違って、倒産や業績悪化による影響を受けにくいため、安定して働ける職種としてもとても人気があります。
地方公務員になるためには地方公務員試験に合格する必要がありますが、今の仕事を進めながらでも勉強は可能です。残業ゼロと安定を手に入れたい人は、ぜひ公務員試験にチャレンジしてみてください!
アフターファイブを満喫《美容関連》
定時に帰りやすい職種として最後に挙げるのが、美容関連の仕事です。美容関連とは、理美容、ネイルサロン、エステやマッサージなどの職種です。基本的には、各店舗の営業時間内において、シフト交代制で勤務することが多いため残業がないのが基本。
特にネイルサロンやエステなどは、ここ数年で店舗数が急激に増えており、仕事が見つけやすい人気の職種となっています。早番のシフト勤務であれば夕方には退社することができるので、アフターファイブを満喫することもできるでしょう!
技術職ですので、スキルアップのため終業後に練習をする時間を取る必要があるかもしれませんが、それは職種にもよります。
まとめ
今回は定時でソッコー帰るための5つのコツについて解説してきました。
残業をなくすためには、何といっても仕事の取り組みが大切です。今すぐに、誰でも始められることばかりですので、できるものから実践してみてください。
また、どうしても残業が発生する職場であるならば、転職は絶対におすすめ!我慢して残業をしながら働く人生とは決別して、より人生を謳歌できるシゴトを見つけましょう!