転職の中でも特に難易度が高いと感じる方が多いのが、夜から昼への転職です。昼職に転職する時、税金や不要の面など、確認しなければならないことはたくさんあります。
とはいっても、よくわからないという方も多いでしょう。ここでは、昼職に転職する際の様々な確認事項を徹底解説します。心配事をなくして、昼職にジョブチェンジしてみませんか。
- 夜から昼に転職するときの注意ポイントは、生活スタイル・ファッション・税金関係の3つ
- 実は昼職でも税金関係は厳しくない
- 税金関係の知識を身につければ転職も安心
Contents
夜から昼に転職するときの注意ポイント
夜から昼に転職する時、どんなポイントに注意すれば良いのでしょうか。
ここでは、夜から昼に転職する時に違和感なく転職できるように注意しておくべきポイントをピックアップしてご紹介していきます。
生活スタイル
生活スタイルはガラッと変わることが予想されます。
まず、夜の仕事の場合、昼くらいに起きて夜から朝まで仕事をするというパターンが多いのではないでしょうか。
営業時間にもよりますが、基本的に規則正しいと一般的に解釈されるような22時頃ないし23時頃に就寝して朝の5時頃に起きるという生活は望みようもありません。
多くの場合22時と言えばバリバリ営業中ではないでしょうか。
そのため、生活スタイルは昼職に変わるとガラッと変わることを覚えておかなくてはなりません。
昼職の場合一般的な就業時間は午前9時から夕方5時頃、残業があればもう少し帰りが遅くなるケースもありますが、基本的に朝の出勤時間が遅くなるということはまずありません。
そのため、基本的には朝起きて夜に寝るという生活スタイルに体を順応させていく必要があります。
ファッション
仕事の時もそうですし生活のプライベートな場面でも変わらなければならないケースもありますが、昼職に転職する場合、その後のファッションは大きく変わることになります。
少なくとも、仕事中のファッションは昼と夜では大きな変化が見られることになるでしょう。
場合によっては制服が支給されるので、制服を着なければならないというケースもありそうです。
多くの場合、業種によって着る服も異なりますが基本的にラフな服装をするのは難しくなるので、このあたりも事前に注意しておきたいポイントです。
場合によってはデザイナー関係の仕事など私服もしくはオフィスカジュアルと呼ばれるようなファッションでOKという場合もあります。
とはいえ、基本的にファッションの選択の幅は夜の仕事に比べて大きく狭まることを覚えておく必要もあります。
税金関係
最も気をつけなければならず、最も気を配らなければならない存在が税金です。
夜職から昼職に転職する時に大きなネックとなるのが税金関係だという転職経験者の声もよく聞かれるようになりました。
そして、実際に夜職と昼職では税金の認識が異なるというケースも多く見られます。
基本的に必要な税金の種類などは特に変わりません。
雇用形態など様々な状況によって、昼職に変わる時に税金の支払い金額が大きく変わったり本来申告しなければならなかった税金が出てきたというケースもよく見られます。
この辺りについては十分に認識を深めておいた方がより、スムーズに昼職へ転職することができるようになるでしょう。
税金関係、昼はもっと厳しい？
お伝えしたように昼職へ転職しようとすると、税金関係がネックとなってなかなか一歩を踏み出せないという先輩の話もよく聞くという方が最近は増えてきました。
しかしそこまで難しいものでもありませんので、ここでいくつか重要なポイントを押さえておきましょう。
社会保険って何？
社保完備という言葉がよく聞かれますが、社会保険についても注意しておきたいポイントです。
基本的に正社員での雇用として昼職で働く場合、社会保険への加入が必須となります。
雇用主側も基本的には正社員で雇い入れる場合には社会保険に雇用させなければならないという義務を負っています。
そのため国民健康保険で今までやってきたという方についても昼職に転職し、それが正社員雇用になる場合は社会保険への加入が必須事項となります。
社会保険に加入した場合でも保険証がまず国民健康保険証から社会保険証に切り替わります。
ちなみに、社会保険と国民保険の間には特に医療費の負担額などの変わりはありません。
病院にかかるという部分では全く何も変わりはありませんが、基本的に正社員になったら勤めている会社の社会保険に加入する必要があるということだけ覚えておいてください。
こちらの記事でも社会保険について詳しく解説しています。ぜひ合わせてご確認ください。
扶養かどうかも要チェック
社会保険は国民健康保険と異なり、扶養という制度があります。
いわゆる扶養家族というものですが、もしあなたが誰かの扶養に入っている場合、この社会保険の扶養を外してあなたは本人の社会保険に加入する必要があります。
つまり、例えばご実家でご家族の扶養に入られているという場合、夜職の場合はここまで深くチェックしないというのが現実。
社会保険に実は入っていたけれども社会保険の扶養でいられる箱給料の額は大きく超えていた！というケースがよく見られるわけです。
昼職の場合良くも悪くも管理がかなり厳しくなりますので、ご自身が扶養であれば、そもそも稼げる金額には限りが出てきます。（扶養家族の場合、稼げる月額または年額に限りがあります）
そもそも扶養家族のままでは正社員になることができないケースもあります。
そのため正社員として昼でバリバリ働きたいということであれば、まずご自身が扶養かどうかをチェックしておき、扶養であった場合には扶養を外す手続きをしなければなりません。
この辺りについては、ご自身がお持ちの健康保険証をチェックすればすぐにわかります。
健康保険証が社会保険証という名称であり、なおかつ被雇用者の欄にご家族の名前が入っていた場合、あなたの保険証は扶養の保険証ということになります。
反対に国民健康保険と書いてあれば扶養は今のところ関係ありませんので、あなたが反対に誰かご家族を扶養しなければならないかどうかなど、チェックしておくとよいでしょう。
ちなみに、これは転職活動前にチェックしておくべきポイントと言えます。
面接でほぼ確実に聞かれることになりますので、きちんと回答できるように事前に調べて用意をしておくと良いでしょう。
税金関係の知識を付けて安心の転職を実現しよう
転職する時、業種が変われば税金関係の必要な知識も変わるもの。特に夜から昼への転職の時は税金関係の知識がネックとなってなかなか一歩を踏み出せないというケースもあるでしょう。
しかし、税金関係の知識をつけることさえできれば、転職も安心して行えますね。
また、こちらの記事では20代女性に人気の仕事を紹介しています。合わせてより良い転職を実現させてくださいね！
まとめ
昼職に転職する時は、税金やご本人が扶養されているかどうかなどいくつか確認しなければならない事項があります。
しかしそこまで難しいものではありませんので、基本的な部分だけ押さえて、安心して転職活動を行うようにしましょう。
お仕事や転職のお悩みは一人で考えていてもなかなか解決しないもの。周りに相談し辛いこともありますよね。ここには色んな相談が集まるので、あなたの悩みもきっと解決できると思います。その悩み、僕たちに聞かせてくれませんか？
